■日本酒の賞味期限・熟成酒について

日本酒には「消費期限」の記載はありません。
日本酒の場合「食品衛生法」にはその期限の表示は省略可能としています。
それとは別に「清酒の製法品質表示基準」という基準があり【製造年月】表示が義務付けられています。

【製造年月】とは。
日本酒が瓶に『詰められた月』の事で、決して日本酒の【製造日】ではありません！
日本酒は「寒造り」といって冬季を中心に１年間の出荷分を仕込むのが一般的で、
四季醸造の酒蔵を除けば、製造月は１１月～翌年３月ぐらいが大半になります。
例えば冬には「新酒」として瓶詰めし、夏には「貯蔵酒」として瓶詰めされ出荷されます。
つまり、秋に出荷される商品であっても、実際にはその年の春や前年の冬に造られているということになります。
確かに搾りたての日本酒には新酒られではのフレッシュさや力強さがあります。
しかし日本酒を熟成をさせる事で新酒にはない深い味わいや、旨みが引き出されるのです。

日本酒はアルコ―ル度数の高いお酒です。
開封前であれば腐敗することはありません。※ワインも同じです。
日本酒には３年、５年の熟成酒というのもありますし
先日、麒麟山酒造から発売された「金紅葉」は２０年熟成。
また久須美酒造から「亀の翁くらしっく」に関しては３０年熟成でした。
貯蔵（熟成）は製造工程のひとつなのです。

当店の熟成酒は年間通して５～０度の冷蔵庫に貯蔵してありますのでご安心ください。
また、熟成酒というご理解の上ご購入ください。

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